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ドナルドソンが集塵管理を簡素化するコネクテッドテクノロジーを予告

ウェブベースのソリューションでタイムリーなメンテナンスを促し、フィルトレーションコストの削減を実現

ミネアポリス(2018年11月5日) - フィルトレーションシステムの世界的メーカーであるドナルドソン(NYSE: DCI)は、コスト削減を実現するウェブベースのコネクテッドテクノロジーを発表します。本技術では、集塵機用製品を監視し通知することで、早期メンテナンスを促し、コストを引き下げます。 ドナルドソンは、早期導入プログラムを介したソリューションを提供します。 早期導入プログラムは今年のFABTECHで紹介しており、正式リリースは2019年を予定しています。

スマートテクノロジーはセンサとコントローラを使い、集塵機からリアルタイムデータを収集してクラウド上でアナリティクスを適用し、ウェブベースのダッシュボード、メールやテキストアラートで分析結果をオペレーターに返します。 適時のフィルター交換や早期のホッパークリーニングなど、適切なメンテナンスを実施することで、より深刻な問題を防ぐことができ、パフォーマンスの最適化をサポートし、ダストやヒュームの長期的なトータル管理コストを削減します。

「オペレーターは集塵機からの実用的なデータを求めています。 ドナルドソンのテクノロジーは、機器の状態に応じてアラートを出力するだけでなく、実行すべき対策も通知してくれます。」

- ドナルドソン、IoTおよびコネクテッドソリューションズ、グローバルディレクター、Wade Wessels

「潜在的なメンテナンス課題が早い段階で通知されるため、コストを抑えることができます」とWesselsは言います。

ドナルドソンのソリューションは、ダストやヒュームを処理する新型の集塵機だけでなく、既存機器にも適用できます。 さまざまなメリットがありますが、パイロット試験では時間とコストの両方を大幅に削減できることが実証されました。 ある施設では3時間のメンテナンス作業を頻繁に繰り返していましたが、メンテナンス時間をわずか15分に短縮できました。また別の施設では、早すぎるフィルター摩耗を迅速に発見でき、履歴データのパターンに基づいて遠隔で診断や解決ができるようになりました。

「稼働時間の延長をサポートし、メンテナンス時間を短縮し、問題を迅速に解決してフィルター交換コストを削減するなどして、オーナーが得られる価値を実証でき、うれしく思います」と、フィルトレーション機器Donaldson Torit®シリーズ、製品技術シニアディレクター、Rick DeJongは言います。 「このテクノロジーをさらに発展させていくと、集塵機の運転やメンテナンスを従来のリアクティブ型からプロアクティブ型に変えていけるでしょう。」

ダスト用、ヒューム用集塵機に関連するコネクテッドテクノロジーの詳細については、ドナルドソンにお問い合わせください。

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