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バルク燃料ターミナルのアップグレードにより、ダウンタイムが大幅に減少

現状

Puma Energy社は、49か国に104のターミナルを持つ世界的なエネルギー会社で、毎日1,600台のトラックを使って輸送しています。 同社は、事業展開している各国のお客様に高品質の燃料をお届けできるように取り組んでいます。 このような供給ネットワークと、全世界に830万立法メートル/219万ガロンの総貯蔵容量を誇るPuma Energy社が、ネットワーク内のすべての貯蔵および流通施設に最高品質を期待するのは当然のことです。

同社は、オーストラリア、ブリスベン近くのイーグルファームにあるバルクシーボード燃料ターミナルを買収しましたが、その際に、オーストラリア市場が求めるディーゼル燃料の清浄度レベルを維持し続けるには、同社の老朽化した圧力容器燃料フィルトレーションシステムを大幅に改修する必要があることにすぐに気付きました。

課題
旧式のケトルフィルター

ターミナルの燃料フィルトレーション圧力容器のハウジングは古い技術によるもので、メンテナンスと整備に多大な労力を要し、 圧力容器の定期メンテナンスには、通常、1日のダウンタイムが発生していました。

イーグルファームのターミナルは、最大16,000 L/min / 4,227 gal/minの高スループットであるため、新しい設備から供給される燃料はすべてシングルパスのフィルトレーションシステムで洗浄する必要があり、圧力損失を管理して最小限に抑える必要がありました。 圧力損失により流量が低下すると、ガントリーの積出時間が超過した場合に、高額のデマレージコストが発生する可能性があります。

「現在のディーゼル燃料市場におけるクリーン燃料の要件は、コモンレールディーゼルエンジンにクリーン燃料を求める当社のお客様によって推し進められています」

- イーグルファームターミナル、ナショナル燃料オペレーションマネージャー

ドナルドソンは、フィルトレーションのダウンタイムを最小限に抑えるため、イーグルファームターミナルにおけるフィルトレーションのアップグレードが問題なく実行されるように多くの要因を考慮してきました。 現在の圧力容器のフィルトレーションシステムでは、定期メンテナンス中に1日のオフラインが発生するとされ、さまざまな許可が必要となりました。こうした許可はすべて事前に取得し、承認を得る必要があったのです。

幸いなことに、イーグルファームターミナルに配送されたディーゼル燃料はすでに非常にクリーンなものでしたが、不要な汚染があったとしても、高効率な貯蔵タンクフィルトレーションによって、供給ガントリーに到達する前に確実に除去されていたはずです。

クリーンなソリューション
50個のDBB8777フィルターエレメントが取り付けられたP568933マニホールド5個のバンク

ドナルドソンの担当者は、現場監査を行い、提案したフィルトレーションが限られたスペースの中で管理可能なものかを確認し、設置案の見直しを行いました。 考慮事項は次のとおりです。

  1. フィルターの寿命/エレメントの交換コスト、
  2. 交換頻度、 
  3. エレメントの定期メンテナンス実施に伴うダウンタイム、 
  4. Puma Energy社のイーグルファームターミナルがクリーン燃料を保証するためにかかる1リットルあたりの追加費用

ドナルドソンは、スピンオン式エレメント技術を推奨しました。これは旧式の圧力容器ケトルやカートリッジ式アセンブリーと比べて、管理とメンテナンスが簡単であることが現場で証明されているものです。 このシステムには、マニホールド(P568933)が10個装備されています。7ミクロンのBeta 2000(シングルパス)ドナルドソン静電気削減技術(D.E.R.T.™)メディアを使用しているDonaldson Blue®(DBB8777)スピンオン式エレメントがそれぞれに取り付けられ、合計100個のフィルターを備えています。

高流量用途では、非導電性流体が高速でフィルターメディア上を流れる際に電荷が発生する可能性があります。 その結果、静電気放電(ESD)またはスパークにより、メディアの穴が燃えてフィルターの効率が急速に低下する可能性があります。 ドナルドソンのD.E.R.T.メディアは、高流量でのESDの既知の影響を最小限に抑え、フィルターの寿命が尽きるまでシングルパス方式で優れた清浄度を実現します。 D.E.R.T.メディアを備えたDonaldson Blue DBB8777は、フィルターの有効寿命において、16/14/11(またはそれ以上)のシングルパスISO4406清浄度レベルを目標としています。

ドナルドソンのソリューションは、既存のイーグルファームターミナルのインフラストラクチャーに組み込まれました。 マニホールドは、安全な作業慣行に従い、エレメントのメンテナンスを簡単にするために、人間工学に基づいた高さに設置され、追加の事前作業許可の必要がなくなりました。 Puma Energy社は、エアアシストダイヤフラムポンプとバルブを組み込み、燃料をフィルターアセンブリーからポンプで排出できるようにしました。 これにより、「ドライ」エレメントの交換が可能になり、ディーゼル漏出による清掃を減らすことができます。 ドナルドソンの担当者は、システムのメンテナンスとベストプラクティスのサンプリング手順に関する現地トレーニングを実施しました。

タンクからトラックへの燃料経路

「ドナルドソンの優れたカスタマーサービスと購入後のアフターサポートのおかげでプロセスが非常にスムーズになり、近い将来、同様のシステムをすべてのPuma Energy社のターミナルに展開する計画が整っています」

- Puma Energy社、燃料部門テクニカルマネージャー

結果

Puma Energy社イーグルファームターミナルは、13/11/9という低い清浄度コードで燃料を供給しています。これは、世界燃料憲章(WWFC)の清浄度要件の32倍の清浄度です。 ターミナルで並列に配管された100個のフィルターエレメントの1セットにより、1億8,500万リットル/4,900万ガロンのディーゼル燃料が容量に達する前に洗浄されました。

さらに、定期的なフィルター交換により、定期メンテナンスとダウンタイムが85%以上削減されました。このフィルター交換は、フィルターストラップだけを装備した3人組のチームが行い、始まりから終わりまで要した時間は1時間です。 この迅速な交換時間は、冗長フィルターの追加のバンクを必要とせず、ターミナルのオペレーション予定に組み込むことができます。

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