FIKインタンク

FIKインタンクフィルターは、アルミニウムまたはプラスチックのアクセスカバー、取り付けオプション、ブリーザー、ディフューザーやオイルレベルゲージなどのアクセサリー等、さまざまなオプションを取りそろえた経済的かつ省スペースのユニットで、 大型車両向けの頑丈で耐久性のあるダイカストアルミニウムヘッドと、鋼またはプラスチック製のキャニスター構造を備えています。

特徴

• 頑丈で耐久性のあるダイカストアルミニウムヘッドと鋼またはプラスチック製のキャニスター構造
• 5つのサイズと様式から選択できます。 様式A、B、C、D、E
• ユニットにはさまざまなオプションがあります。
  • アルミニウムまたはプラスチック製のアクセスカバー
  • 取り付けオプション
  • ブリーザーとアクセサリー
• T.R.A.P.™ブリーザー技術オプション（様式AおよびBでご用意）
• 3つのメンテナンスインジケーターから選択できます。
  • 圧力計
  • 視覚
  • 電気
• 作動圧力： 10 bar/145 psi
• 最大静的バースト： 15 bar/217 psi
• 流量範囲： 644 lpm/170 gpm
• ポーティングサイズオプション：
  • ½インチ、¾インチ、1インチ NPT
  • SAE-8、SAE-12、SAE-16、SAE-20、SAE-24 Oリング
  • 2インチ SAE 4ボルトフランジコード61
• 標準バイパス定格： 1.5 bar/22 psi

メリット

• 大型車両用の設計
• 経済的かつ省スペースのユニットで、さまざまなオプションを提供
• ヘッドとインレットはタンク上、ハウジングはタンク内にあり、設計の柔軟性を実現
• オプションでT.R.A.P.™ブリーザーが利用可能
• 高コスト効率の設計で、ブリーザーをフィルターヘッドに直接取り付け可能
• さまざまなメディアタイプと性能レベルの交換用カートリッジを提供

用途

• 冷却回路
• 流体調整システム
• ルーブオイルシステム
• プロセスシステム
• リターンライン
• サイドループシステム

利用可能なメディアタイプ

• ドナルドソン独自のSynteq™（フィルトレーション効率を高め、ダスト捕集容量を高める合成ファイバーメディア）
• 天然ファイバーセルロース
• ステンレスワイヤメッシュ
• さまざまな効率等級から選択可能

このメンテナンス情報は、ベストプラクティスガイドとして提供されています。 これは、お使いのエンジンまたは車両メーカーが提供するメンテナンス説明書に代わるものではありません。

フィルターメンテナンス

1. フィルターメンテナンスインジケーターを確認する
   OEMが指定しているメンテナンスの時期が来ている、もしくはメンテナンスインジケーターがフィルターメンテナンスの時期を指していることを確認します。
   
   
2. システムの電源を切り、圧力を解放する
   油圧システムがオフになっていることを確認します。
   圧力がかかっていないことを確認します。
   
   
3. 古いフィルターとガスケットを緩めて取り外す
   使用済みフィルターは地域の規制に従って適切に廃棄してください。
    
4. フィルターヘッドを清潔な布で拭く
   
   
5. 新しいフィルターが破損していないか点検する
   新しく取り付けるフィルターに、輸送や取り扱いによる破損がないか確認します。 破損したフィルターを取り付けないでください。
   
   
6. スレッドに潤滑油を追加する
   
   
7. モーターオイルをガスケットに薄く塗布する
   
   
8. ガスケットに接触するまでフィルターを回転させ、スレッドの位置を合わせる
   ハウジングの指示に従って、ハウジングをフィルターヘッドに取り付けます。
   
   
9. フィルターのアイコンに従って締める
   締めすぎないでください。
   
   
10. システムから空気を抜き、漏れがないか確認する