HDK06カートリッジ

HDK06フィルターには2つの方式があります。 インラインとタンクマウントです。 どちらの方式も、強度と耐久性に優れたダイカストアルミニウムヘッドと鋼製本体を特徴とし、ヘッド上部中央にある1本の固定ボルトによりメンテナンスを簡単に行うことができます。 アセンブリーにはβ9（c）=1000定格のSynteq™フィルターカートリッジが付属しています。 清浄度の要件に応じて、他の定格もご用意しています。

特徴

• 丈夫で耐久性に優れたダイカストアルミニウムヘッドと鋼製本体構造
• ヘッド上部中央にある1本の固定ボルトにより、メンテナンスが簡単（Tハンドルはオプション）
• 内部から外部へのフィルターフロー
• 標準ニトリルシール
• 読みやすい視覚メンテナンスインジケーター
• アセンブリーにはβ9（c）=1000定格のSynteq™フィルターカートリッジが付属
• 作動圧力： 24.1 bar/350 psi 
• 定格静的バースト： 34.5 bar/500 psi 
• 流量範囲： 568 lpm/150 gpm
• ポーティングサイズオプション： 2-½インチ NPT
• バイパス定格： 1.7 bar/25 psi

メリット

• 頑丈で信頼性の高い構造 - 安心の性能
• 用途要件に合わせて柔軟な構成が可能

用途

• 冷却回路
• 流体調整システム
• ルーブオイルシステム
• リターンライン
• サクションライン

利用可能なメディアタイプ

• ドナルドソン独自のSynteq™（フィルトレーション効率を高め、ダスト捕集容量を高める合成ファイバーメディア）
• ワイヤメッシュ
• さまざまな効率等級から選択可能

このメンテナンス情報は、ベストプラクティスガイドとして提供されています。 これは、お使いのエンジンまたは車両メーカーが提供するメンテナンス説明書に代わるものではありません。

カートリッジのメンテナンス

1. フィルターメンテナンスインジケーターを確認する
   OEMが指定しているメンテナンスの時期が来ている、もしくはメンテナンスインジケーターがフィルターメンテナンスの時期を指していることを確認します。
   
   
2. システムの電源を切り、圧力を解放する
   油圧システムがオフになっていることを確認します。
   圧力がかかっていないことを確認します。
   
   
3. カバー固定ボルト（またはTハンドル）を外し、カバー、バイパスバルブ、青いプラスチックバッフルを取り外します。
   
   
4. 破損したOリングシールを点検して交換する
   
   
5. 必要に応じて、使用済みフィルターとガスケットを取り外す
   カートリッジは地域の規制に従って適切に廃棄してください。
   
   
6. ヘッドシールエリアとハウジングを清掃する
   
   
7. 新しいフィルターカートリッジが破損していないか点検する
   新しく取り付けるフィルターに、輸送や取り扱いによる破損がないか確認します。 破損したフィルターは絶対に取り付けないでください。
   
   
8. シールとガスケットを取り付け、潤滑化する 
   Oリング、ガスケット、ハウジングシールに清浄なシステムオイルを塗布する
   
   
9. 新しいカートリッジをハウジングに取り付ける – バイパスバルブとバッフルアセンブリーを取り付ける
   
   
10. バイパスバルブの「耳」に合わせてカバーを取り付ける – ナットを102 nm/75 ft.-lbsで締める 
    
    
11. システムから空気を抜き、漏れがないか確認する