W451カートリッジ

W451ベースマウントフィルターシリーズは、フィルター交換時に上部カバーからアクセスでき、簡単にメンテナンスできます。 ダクタイル鋳鉄フィルターヘッド設計で、SAEポートとオプションの省スペースマニホールドの取り付けが可能です。 この製品は一般的なHF4自動車用フィルターを特徴としています。 

特徴

• HF4仕様に適合する
• 差圧計ラインは幅広い種類のバイパスバルブに対応
• サーマルロックアウトとサージ制御は、多くの差圧インジケーターで利用できる
• バイパス以外の用途に使用可能な高耐圧フィルター
• 柔軟な設計が可能な3種類のハウジングの高さのオプション
• インジケーターの範囲： ポップアップの視覚表示、電気/視覚および電子オプション
• ダクタイル鋳鉄フィルターヘッド設計で、SAEポートに加えて、オプションの省スペースマニホールドの取り付けができる
• 上部カバーからのアクセスでき簡単にメンテナンスできる
• ベースドレンプラグ
• カバーのブリード/フィルプラグ
• フルオロカーボンシール標準
• 作動圧力： 310 bar/4500 psi
• 定格静的バースト： 931 bar/13,500 psi
• 疲労圧力評価： 207 bar/3000 psi
• 流量範囲： 568 lpm/150 gpm
• ポーティングサイズオプション： 
  • SAE-24 Oリング
  • 1-½インチ4ボルトフランジコード61または62
  • マニホールド取り付け
• 標準バイパス定格： 
  • 3.5 bar/50 psi
  • 6.2 bar/90 psi
  • バイパスなし

メリット

• 信頼性の高い性能を実現する堅牢な構造 - 鋳鉄製のベースとカバーを鋼製シリンダーと組み合わせて強度と信頼性を確保
• 柔軟な構成が可能 - アセンブリー、カートリッジ、インジケーターのオプションを各種ご用意
• 複数の効率オプションを備えた高性能DTフィルターを搭載し、ほとんどすべての用途に必要な性能を実現

用途

• 高圧回路
• モバイル設備
• 工場内システム

利用可能なメディアタイプ

• 独自のSynteq™（フィルトレーション効率とダスト捕集容量を高める合成ファイバーメディア）を備えたドナルドソンの高性能DTカートリッジ
• さまざまな効率等級から選択可能
• 吸水メディア

このメンテナンス情報は、ベストプラクティスガイドとして提供されています。 これは、お使いのエンジンまたは車両メーカーが提供するメンテナンス説明書に代わるものではありません。

カートリッジのメンテナンス

1. フィルターメンテナンスインジケーターを確認する
   OEMが指定しているメンテナンスの時期が来ている、もしくはメンテナンスインジケーターがフィルターメンテナンスの時期を指していることを確認します。
   
   
2. システムの電源を切り、圧力を解放する
   油圧システムがオフになっていることを確認します。
   圧力がかかっていないことを確認します。
   
   
3. カートリッジハウジングを取り外す
   
   
4. 必要に応じて、使用済みフィルターとガスケットを取り外す
   カートリッジは地域の規制に従って適切に廃棄してください。
   
   
5. ヘッドシール領域とハウジングを清掃する
   フィルターハウジングの内側の沈殿物を取り除きます。
   
   
6. 新しいフィルターカートリッジが破損していないか点検する
   新しく取り付けるフィルターに、輸送や取り扱いによる破損がないか確認します。 破損したフィルターを取り付けないでください。
   
   
7. シール、ガスケット、スレッドを取り付けて、潤滑化します。 
   Oリング、ガスケット、ハウジングシール、スレッドにクリーンなシステムオイルを塗布します。
   
   
8. 新しいカートリッジをハウジングに取り付ける
   
   
9. スレッドの位置を合わせます。 ガスケットが接触するまでフィルターを回転させる
   ハウジングに記載されている指示に従って、ハウジングをフィルターヘッドに取り付けます。
   
   
10. メーカーの説明書に従ってハウジングを取り付ける
    
    
11. 油圧システムから空気を抜き、漏れがないか確認する