W620カートリッジ

W620フィルターアセンブリーは一般的なHF3仕様に準拠しています。 油圧トランスミッションに使用可能な逆流バイパスバルブオプションもあります。 差圧計ラインは幅広い種類のバイパスバルブに対応します。

特徴

• HF3仕様に準拠
• 油圧トランスミッションに使用可能な逆流バイパスバルブオプション
• 差圧計ラインは幅広い種類のバイパスバルブに対応
• 多数の差圧計に高温遮断およびサージ制御機能を搭載
• 逆流バイパスバルブオプションを利用可能
• 柔軟な設計が可能な3種類のハウジングの高さのオプション
• インジケーターの範囲： ポップアップの視覚表示、電気/視覚および電子オプション
• メンテナンスが容易な基本的ドレンプラグ
• カバー用ブリードプラグ
• 高耐圧カートリッジ式オプション
• フルオロカーボンシール標準
• 作動圧力： 413.8 bar/6000 psi
• 定格静的バースト： 1034 bar/15,000 psi
• 疲労圧力評価： 207 bar/3000 psi
• 流量範囲： 568 lpm/150 gpm
• ポーティングサイズオプション： 
  • SAE-16、SAE-20、SAE-24 Oリング
  • 1-¼インチ4ボルトフランジコード61または62
  • 1-½インチ4ボルトフランジコード61 
• 標準バイパス定格： 
  • 3.5 bar/50 psi
  • 6.2 bar/90 psi

メリット

• 頑丈な構造で性能に対する高い信頼性 - 強度と信頼性を実現する鋳鉄製ヘッドと鋼製ハウジング
• 柔軟な構成が可能 - ヘッドアセンブリー、カートリッジ、インジケーターのオプションを各種ご用意
• 複数の効率オプションを備えた高性能DTフィルターを搭載し、ほとんどすべての用途に必要な性能を実現

用途

• 高圧回路
• モバイル設備
• 工場内システム

利用可能なメディアタイプ

• 独自のSynteq™（フィルトレーション効率とダスト捕集容量を高める合成ファイバーメディア）を備えたドナルドソンの高性能DTカートリッジ
• さまざまな効率等級から選択可能

このメンテナンス情報は、ベストプラクティスガイドとして提供されています。 このガイドはエンジンまたは車両メーカーが提供するメンテナンス指示書に代わるものではありません

カートリッジのメンテナンス

1. フィルターメンテナンスインジケーターを確認する
   OEMが指定しているメンテナンスの時期が来ている、もしくはメンテナンスインジケーターがフィルターメンテナンスの時期を指していることを確認します。
   
   
2. システムの電源を切り、圧力を解放する
   油圧システムがオフになっていることを確認します。
   圧力がかかっていないことを確認します。
   
   
3. カートリッジハウジングを取り外す
   
   
4. 必要に応じて、使用済みフィルターとガスケットを取り外す
   カートリッジは地域の規制に従って適切に廃棄してください。
   
   
5. ヘッドシール領域とハウジングを清掃する
   フィルターハウジングの内側の沈殿物を取り除きます。
   
   
6. 新しいフィルターカートリッジが破損していないか点検する
   新しく取り付けるフィルターに、輸送や取り扱いによる破損がないか確認します。 破損したフィルターを取り付けないでください。
   
   
7. シール、ガスケット、スレッドを取り付けて、潤滑化します。 
   Oリング、ガスケット、ハウジングシール、スレッドにクリーンなシステムオイルを塗布します。
   
   
8. 新しいカートリッジをハウジングに取り付ける
   
   
9. スレッドの位置を合わせます。 ガスケットが接触するまでフィルターを回転させる
   ハウジングに記載されている指示に従って、ハウジングをフィルターヘッドに取り付けます。
   
   
10. メーカーの説明書に従ってハウジングを取り付ける
    
    
11. 油圧システムから空気を抜き、漏れがないか確認する