HPK02カートリッジ

HPK02は、高圧用途向けに構築された大型フィルターで、鋳造アルミニウムヘッドと衝撃押出アルミニウムハウジングを備え、比較的軽量でありながら強度と耐久性を実現しています。 視覚インジケーターまたはAC/DC電気インジケーターとバイパスオプションから選択できます。

特徴

• 丈夫で耐久性のある鋳造アルミニウムヘッドと衝撃押出アルミニウムハウジング構造は、比較的軽量
• インジケーターオプション：
  • 視覚
  • AC/DC電気
• フルオロカーボンまたはニトリルシールが利用可能
• HF2仕様に準拠（HF2サイズのフィルターにはSynteq™メディアを搭載）
• 作動圧力： 139.7 bar/2000 psi
• 定格静的バースト： 310.1 bar/4500 psi
• 流量範囲： 76 lpm/20 gpm
• ポーティングサイズオプション： SAE-12 Oリング
• 標準バイパス定格： 
  • 3.5 bar/50 psi
  • バイパスなし

メリット

• 頑丈で信頼性の高い構造
• 柔軟な構成が可能 – 在庫のあるヘッド、ハウジング、カートリッジを組み合わせる柔軟なシステム
• 複数のフィルタータイプとメディア効率オプションを備え、ほとんどすべての用途に必要な性能を実現
• 高性能DTフィルターまたは複数の効率オプションを有する標準フィルターを備え、ほとんどすべての用途に必要な性能を実現

用途

• 高圧回路
• 工場内システム
• モバイル設備
• パワーステアリング回路
• サーボバルブ回路

利用可能なメディアタイプ

• 独自のSynteq™（フィルトレーション効率とダスト捕集容量を高める合成ファイバーメディア）を備えたドナルドソンの高性能DTカートリッジ
• さまざまな効率等級から選択可能

このメンテナンス情報は、ベストプラクティスガイドとして提供されています。 これは、お使いのエンジンまたは車両メーカーが提供するメンテナンス説明書に代わるものではありません。

カートリッジのメンテナンス

1. フィルターメンテナンスインジケーターを確認する
   OEMが指定しているメンテナンスの時期が来ている、もしくはメンテナンスインジケーターがフィルターメンテナンスの時期を指していることを確認します。
   
   
2. システムの電源を切り、圧力を解放する
   油圧システムがオフになっていることを確認します。
   圧力がかかっていないことを確認します。
   
   
3. カートリッジハウジングを取り外す
   
   
4. 必要に応じて、使用済みフィルターとガスケットを取り外す
   カートリッジは地域の規制に従って適切に廃棄してください。
   
   
5. ヘッドシール領域とハウジングを清掃する
   フィルターハウジングの内側の沈殿物を取り除きます。
   
   
6. 新しいフィルターカートリッジが破損していないか点検する
   新しく取り付けるフィルターに、輸送や取り扱いによる破損がないか確認します。 破損したフィルターを取り付けないでください。
   
   
7. シール、ガスケット、スレッドを取り付けて、潤滑化します。 
   Oリング、ガスケット、ハウジングシール、スレッドにクリーンなシステムオイルを塗布します。
   
   
8. 新しいカートリッジをハウジングに取り付ける
   
   
9. スレッドの位置を合わせます。 ガスケットが接触するまでフィルターを回転させる
   ハウジングに記載されている指示に従って、ハウジングをフィルターヘッドに取り付けます。
   
   
10. メーカーの説明書に従ってハウジングを取り付ける
    
    
11. 油圧システムから空気を抜き、漏れがないか確認する