概要
PowerCore®フィルターパックは、Ultra-Web®フィルターメディア技術の卓越した性能と、強化されたPowerCoreメディア構成を組み合わせています。 その結果誕生したのが、複数のカートリッジおよびバグフィルターの機能を果たすコンパクトフィルターです。
ドナルドソンによって開発されたUltra-Web®は、直径0.2～0.3ミクロンの高反発の極細ファイバーウェブを採用して、フィルター表面でサブミクロンの粉塵粒子の捕集を実現したことで、集塵業界にイノベーションをもたらしました。 この高度な表面捕集によって粒子がフィルター基材の深部に沈殿することがなくなり、PowerCoreフィルターパックは、従来のセルロースメディアで構築されたフィルターよりも最大2倍長持ちします。 各フィルターパックのUltra-Webメディアはひだ折り構造となっているため、フィルトレーション面積と効率が向上し、複数のカートリッジフィルターまたはバグスタイルフィルターを1つのフィルターパックに置き換えることができます。 また、従来のフィルターよりも設置とメンテナンスが簡単で、メンテナンスコストとダウンタイムが削減されます。 こうしたすべての要因により、従来のフィルターに比べてフィルターパックが長持ちし、クリーニングは容易になり、運用コストが削減されます。
Ultra-Web採用のPowerCore CPフィルターパック
特徴
- ファインファイバーウェブがフィルターの表面で粉塵を捕集します
- 表面捕集力を強化して、フィルターの長寿命化と低圧力損失を実現
- パルスクリーニング中のダストケーキ払い落としを強化
- ひだ折りされたメディア構成により、フィルトレーション面積と効率が向上
- 1つのフィルターパックで複数のカートリッジまたはバグフィルターの機能をカバー
- 特定のアプリケーションニーズを満たす、標準MERV 13のフィルトレーション効率。 MERV 15*もご要望に応じてご利用いただけます。
- エレクトロスピニングプロセスにより、直径0.2～0.3ミクロンという非常に強力な繊維を生成
*MERV 15は米国でのみ利用可能
用途
- 高風量穀物用途（PowerCore CPシリーズ集塵機）
- 溶接、レーザーおよびプラズマ切断、溶射の用途（PowerCore TGシリーズ集塵機）
資料
動画
PowerCore技術の概要
PowerCoreフィルターパックは、Ultra-Web®ファインファイバー技術とドナルドソンのメディア構成の専門知識を組み合わせて、集塵に革命をもたらす新しいフィルトレーション構造を提供します。
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Ultra-Web技術により高品質なフィルターを提供
実績のある独自開発のUltra-Web技術は、他のタイプのカートリッジフィルターメディアに比べ、より長いフィルター寿命、よりクリーンな空気、大幅なコスト削減を実現します。 この動画は、エレクトロスピニングプロセスについて説明しています。このプロセスは、メディア表面の粉塵を捕集する高反発の連続ファイバーを製造する際に採用されており、結果としてフィルターの掃除が簡単になり、作動圧力損失が低減します。
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