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ドナルドソン、車両パワートレイン用の新しい保護ベントを発表

取り付けが簡単な小型サイズで、エアフローを維持できる業界初のコアレッシングプレフィルターを装備

ミネアポリス(2020年1月27日) - フィルトレーション製品およびソリューションの世界的リーダーであるドナルドソン(NYSE: DCI)は、汚染物質や圧力から車両のパワートレイン筐体を保護する新しいベントを本日発表しました。 ドナルドソンは現在、ねじ込み式が1種類、ホース式が3種類で合計4種類のパワートレインベント(PTV)を提供しており、過酷な環境下で稼働する車両において、アセンブリーの標準化とベントの長寿命化を実現します。 ドナルドソンのすべてのPTVは、業界初のオイルコアレッシングプレフィルターを備え、エアフローを維持します。

パワートレインベントは、車両のトランスミッション、アクスル、その他のコンポーネントを過酷な環境から保護し、ハウジングのシールやガスケットに応力がかかる圧力変化を緩和します。

「パワートレインベントは車両の性能と信頼性にとって重要ですが、一般的なベントホースを標準化された方法で取り付けようとすると手間がかかり、潤滑剤によって詰まりやすくなっています。」    

「ドナルドソンのコンパクトなパワートレインベントは、あらゆるパワートレインシステムに簡単に組み込めます。また、独自のプレフィルターを採用しているため、同等クラスのベントよりも長く動作し、性能も向上します。」

ドナルドソンIVS本部長 Nathan Malek

従来のベントホースの長さは最大3メートル(10フィート)ですが、ドナルドソンのベントはわずか2インチ以下であり、迅速かつ標準化されたアセンブリーを複数の車種で実現できます。 ホース式ベントは短いベントホースの先端にキャップのようにかぶせることができ、薄型のねじ込み式ベントはパワートレインのハウジングに直接ねじ込めます。

ベントのエアフローを減少させる油膜の蓄積は、車両のベントにとって最大の脅威です。これに対処するため、ドナルドソンのパワートレインベントは独自に開発したSynteq™ XPメディア製のコアレッシングプレフィルターを備えており、オイルを排出します。

ドナルドソンのIVS研究開発プロジェクトエンジニアであるDustin Wallerは次のように述べています。「コアレッシング段階でオイルの粒子を効率的に捕捉することで、ドナルドソンのベントは性能と耐久年数を向上させています。」

この2種類のパワートレインベントが、ドナルドソンの拡大する車載用ベント製品ラインに加わります。2段階バッテリーベントのほか、スナップ式ベント、圧入式ベント、溶接式ベント、ねじ込み式ベントなどがあり、ヘッドライトやセンサー、流体容器といった多くの自動車用コンポーネントで使用できます。 

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