食品業界における集塵は、複雑で厄介な問題かもしれません。食品に話題性があるほど取り扱いは繊細となり、こうした不安が業界に与える影響も大きくなります。そのため、衛生基準への遵守を徹底すべく食品製造における全領域で適切な施設のメンテナンスが求められており、運用管理者は食品加工での粉塵に関する既存および提案されているすべての基準を常に最新の状態に保たなければなりません。さらに厄介なのは、各食品製造ラインの要件を決定する機関が統一されていない場合があることです。
集塵機は、清浄な環境を維持するために不可欠とはいえ、他の製造装置のニーズの後付けになることもあるかもしれません。食品産業に適用される集塵機は、製造プロセスごとに、その要件に基づいて選定する必要があります。製造される製品のタイプと粉塵が発生するプロセス箇所によって、必要となる粉塵フィルトレーション装置のスタイルは大きく変わります。
企業はどこでソリューションを入手し、必要な集塵機を最適化するのでしょうか?多くの企業が、専門家や企業の環境安全衛生グループを社内で育成していますが、外部コンサルタントや外部ソースに依頼している企業もあります。どちらの方法も効果的ですが、集塵機メーカーも関与してくることを忘れないでください。集塵機メーカーと協力することで、装置を総合的な視点から選ぶことができます。こうした専門家は、粉塵を効果的に回収、フィルトレーションする方法に関して幅広い知識を持ち合わせており、自社のプロセス専門家と協力して、各用途に最適なソリューションを決定します。
適切な質問をする
正しい集塵ソリューションを決定するには、プロセスを掘り下げて、適切な質問をしなければいけません。粉塵の性質(湿潤性、繊維質、研磨剤、爆発物、または粘着性)は?他に扱いにくい特徴はありますか?粉塵はプロセスに戻されますか、それとも廃棄されますか?粉塵が満たすべき規格または規制はありますか?粉塵はどのようなプロセスで発生しますか?混合、スクリーニング、バグダンプ、運搬すべてにおいて粉塵は発生しますが、効率的に行うにはさまざまな回収方法が必要になる場合があります。
それでは何をすればよいのでしょうか?まず、集塵が必要な場所を特定し、既存の集塵機の性能効率を確認します。集塵が不十分で粉塵の多い場所はありますか?潜在的に危険な作業環境となり得る、装置上に材料が蓄積している場所はありますか?既存の集塵機を改造して改善を図ることができますか、それとも環境を制御するために新しい集塵機が必要ですか?集塵のオプションの適切な組み合わせを選択すると、往々にして、スペース、時間、エネルギーを節約できます。
スペース、時間、エネルギーを節約
スペース、時間、エネルギーをどのように節約できますか?方法は多数ありますが、一般的なものをいくつかご紹介します。
- 集塵機の最新の構成では、設置面積が大幅に削減されます。また、使用フィルターが少ないため、フィルターをすばやく交換でき、メンテナンス時間が短縮されます。
- ファンと可変周波数ドライブコントローラー(VFD)を備えた集塵機により、フィルターの状態が変化したときに風量を自動調整できるため、必要量以上の空気を移動させることなくコストを節約できます。
- カートリッジ、バグ、またはパネル構成の新しい専用フィルターメディアにより、フィルター寿命が延び、交換のサービス周期が延長されます。
検討する価値のあるオプション
食品メーカーは従来の集塵機のスタイルを好むことがありますが、まったく新しいレベルの集塵性能を備えた最新技術を検討する必要があります。新しいフィルターメディアには、ナノファイバー、PTFE、スパンボンドなどがあります。フィルターまたはバグの新しい構成により、標準的な製品よりもオプションが増えます。最新の集塵機設計の更新された構成でフィルターメディアを選択すると、集塵のニーズを満たすと同時に、時間とエネルギーを節約する適切な組み合わせが実現します。
既存の集塵機で施設の衛生状態は維持されていますか。今後も維持することができますか。答えがノーの場合は、当該技術が提供する運用省力化を活用するべく、最新技術を組み込んだ最新の集塵機を検討する必要があるでしょう。現在の集塵機が期待どおりに機能している場合でも、当該装置を使用しながら潜在的な節約効果を発揮できるように、フィルターメディアのアップグレードを検討する価値はあります。お近くのDonaldson Toritの担当者にお問い合わせのうえ、施設の集塵のニーズについてご相談ください。お客様のプロセスに最適なフィルトレーションをご提案します。