リアルタイムデータ。予測情報。ダウンタイムの削減。
今日のネットワーク化された世界では、カレンダーや走行距離計を基に機器のメンテナンスを計画するだけでは不十分です。多くの場合、従来の時間や走行距離に基づくメンテナンスでは不必要な作業が発生し、さらには警告サインを見逃すことになりかねません。
ドナルドソンのFilter Minder™接続はこのような状況を変えます。このスマートなワイヤレスモニタリングソリューションを利用することで、リアルタイムのフィルトレーションデータや流体データを入手して、フリートメンテナンス作業から推測に基づく判断を排除できます。
よりスマートなメンテナンスは優れた情報から
Filter Minder™接続では、機器を一定の間隔でメンテナンスするのではなく、ワイヤレスセンサーを使用してフィルターと流体の実際の状態を追跡します。性能データを収集してクラウドに送信し、そこでデータが分析され、実用的な情報に変換されます。
この技術により、フリート管理者は次のことが可能になります。
- メンテナンスを的確に計画して、本当に必要なときに実施する
- 早期メンテナンスを回避して、流体やフィルターの浪費と環境への負荷を防ぐ
- メンテナンスの遅れを回避して、DPFやエンジンなどのコンポーネントの損傷リスクを抑える
- 冷却水の漏れやオイルの汚れなどの問題を早期に把握して、損害の大きい故障が発生する前に対応する
ドナルドソンのFilter Minder™担当ディレクターのNate Zambonは、次のように述べています。
「コネクテッドフィルトレーションソリューションによって、フリート管理者は定期メンテナンスを適切なタイミングで実施できます」
今日の要求に応える設計
Filter Minder™接続は一夜にして誕生したわけではありません。ドナルドソンは最初のFilter Minder™機械式インジケーターのメーカーであるEngineered Products社を2015年に買収して以来、このプラットフォームを進化させてきました。その後、ドナルドソンはワイヤレス機能を追加し、テレマティクスのトップ企業であるGeotab社と提携しました。
その結果は?
- 小型ワイヤレスセンサーを各フィルターに搭載
- シングルレシーバーを複数のGeotabデバイスに接続
- MyGeotabダッシュボードを介したクラウドベースのアクセス
- 既存のフリート管理プラットフォームとのシームレスな統合
複雑な操作や追加の機器は不要で、接続するだけでモニタリングと管理ができます。
空気以外もモニタリング
Filter Minder™接続は空気のフィルトレーションに加え、以下の追跡もできます。
- 燃料フィルター
- エンジンオイル
- 油圧オイル
リアルタイムのオイルの状態モニタリングでは、以下を検出できます。
- すす
- クーラントフィルター
- 燃料希釈
- 酸化
- 全塩基価(TBN)
この粒度で情報を取得することにより、EGRクーラーの亀裂などの摩耗の初期兆候を、重大なエンジン故障に発展する前に把握できます。40,000ドルのエンジン交換ではなく、2,000ドルの部品交換で済む場合もあるのです。
実環境での試験と結果
ドナルドソンはさまざまな試験プログラムを実施して、Filter Minder™接続の性能と分析機能を検証しています。試験は北米、南アフリカ、ヨーロッパの数百台の機械で、気温と湿度の高い環境から低い気温で雨が降る環境まで、あらゆる環境で実施しています。
初期の試験結果からは、以下の点が明らかになりました。
- 多くのフィルターが適切な交換時期より早く交換されている
- 流体とフィルトレーションのメンテナンスは大幅な改善の余地がある
- ワイヤレスモニタリングによって、より適切な判断、ダウンタイムの短縮、コストの削減が可能になる
結論
ドナルドソンのFilter Minder™接続は、機器が「伝える」ことを可能にし、多くの情報を提供します。不要なメンテナンスの削減から重大な故障の防止まで、スマートなフィルトレーションモニタリングにより、フリートの効率性と生産性を維持し、計画に余裕を持たせることができます。