状況
ダカールラリーは世界一過酷なモーターレースとして知られ、バイク、四輪バイク、トラック、カスタムレーシングカーでレースに挑む競技です。今年の出場チームは、南米大陸の2か国をまたがり、9,000 km/5,592マイル超を走破しました。
出場チームの1つであるトヨタ・ガズー・レーシングSAは、5年連続でダカールに参戦しています。自動車部門における世界の強豪チームとの対戦にもかかわらず、南アフリカのチームは表彰台を獲得して帰還しました。
チームが選んだ車両であるトヨタハイラックスは、トヨタモータースポーツのホールスピード施設で開発された5代目モデルです。長年にわたるこの協業により、実に目覚ましい成果が達成されてきました。
- ダカール初参戦で3位
- 翌年に2位
- 翌々年に4位
- 2位
- 最新の参戦結果は3位
課題
ダカールでの勝利はドライバーの力だけで達成できるものではなく、次のことが必要です。
- お互いに信頼できる団結力のあるチーム
- 過酷な条件に耐える信頼性の高いレース車両
- エンジンや油圧装置を粉塵、破片、水から保護する優れたろ過システム
- 洪水や極度の砂嵐など、過酷で予測不可能な条件下での迅速なメンテナンス
今年のダカールは記録的な降水量に見舞われ、洪水によって複数の区間が中止になりました。大量の水や砂塵など、絶えず変化する状況の中を走行するに当たり、チームは性能を犠牲にするわけにはいきませんでした。
過酷な環境条件の下で、低い圧力損失を保ったクリーンな吸気、清浄な燃料、そして信頼性の高い油圧システムを維持することは、トヨタ・ガズー・レーシングSAの成功にとって極めて重要でした。
解決策
この課題に対処するため、Donaldson®はダカールでの過酷な要求に特化した高度なろ過ソリューションを提供しました。
- エアフィルトレーション:チームはドナルドソンのコンパクトで高効率のPowerCore®フィルターに変更しました。このフィルターは次を目的に設計されています。
- 小さな設置面積で高いエアフローを実現する
- 大量の粉塵を捕集しながら、エアフロー制限を最小限に抑える
- 極めてクリーンな空気のみをエンジンに送り込む
- 少量の水でも迅速に排水して回復させる
- 燃料ろ過:ドナルドソンの大容量燃料フィルターは、トヨタハイラックスの燃料噴射システムに不可欠な汚染物質ゼロの燃料を実現すると同時に、粉塵の舞うピットエリアでの整備回数を最小限に抑えます。
- 油圧ろ過:ドナルドソンは、レース中の迅速なタイヤ交換に不可欠なステアリングシステムと油圧ジャッキを保護するための油圧フィルターを提供しました。
レースを通じて圧力測定値は、激しい粉塵や水への曝露を受けた後でも、空気流量やシステム性能に測定可能な低下が見られなかったことを示していました。
結果
ドナルドソンのろ過技術のおかげで、トヨタ・ガズー・レーシング SAは次のことを実現しました。
- 過酷なレース条件にもかかわらず一貫したエンジン性能と車両性能
- トヨタにとってのみならず南アフリカにとっての誇りでもある表彰台の獲得
- 世界一過酷なモータースポーツ環境におけるドナルドソン製品の信頼性の証明
ダカールラリーでのトヨタ・ガズー・レーシングSAとのパートナーシップは、ドナルドソンにとって単なるスポンサーシップではなく、ろ過システムの強度と信頼性を世界の舞台でアピールする機会でもありました。