P-SLF無菌滅菌エアフィルトレーションユニット | ドナルドソン圧縮空気、プロセス

概要

P-SLF無菌空気ユニットは、複数段階のフィルトレーションシステムで、加工食品・飲料用途における低圧、高容量の無菌空気用のソリューションに最適です。

コンパクトな移動式ユニットは、プレフィルターと低圧ブロワー付き除菌フィルターで構成されています。流量30～910 m3/h/17～536 scfmの各種サイズをご用意しております。

仕組み

ブロワーは、大気（1）をフィルトレーションチャンバー（2）に引き込みます。空気はブロワーの上流側にあるプレフィルターで浄化されます。捕捉された粒子は、時間の経過とともに差圧を増加させます。ブロワー（4）を保護するために、真空リリーフバルブ（3）が取り付けられています。ブロワー（4）は空気を約1.5 psiに圧縮します。圧縮空気は無菌チャンバー（5）に送られ、そこで除菌フィルターが細菌やその他の汚染物質を捕捉します。除菌フィルターが詰まっていると、ブロワーを保護するために圧力リリーフバルブが開きます。出口（11）では、タンクなどのPOUに無菌空気が送られます。

上部チャンバーとフィルターエレメントの滅菌中、スチームがブロワーに入らないよう、ディスクバルブ（7）を閉じる必要があります。スチームの質を維持するため、P-SLFボックスにはスチームフィルター（8）が標準装備されています。滅菌後、凝縮水は排出バルブ（9）（10）から排出されます。