概要
望ましい吸気温度を確保することは、タービンの効率と出力を向上させるうえで重要な戦略です。ドナルドソンは、作業員が吸気温度を管理し、燃料消費量を抑え、総運用コストを低減できるよう設計されたガスタービン用吸気加熱および冷却ソリューションと機器を提供します。システムの選択は、外気温、環境条件、出力要求に基づいて決定されます。
加熱システム
ブリード加熱システム
ブリード加熱システムは、コンプレッサーからの圧縮空気を使用して吸気空気を加熱します。高温の空気は、燃料が投入される前にコンプレッサーから抽出され、吸気システムに送られます。加熱された空気は、ベルマウスの着氷を防止し、効率を向上させ、低負荷時の排出量削減に役立ちます。
またブリード加熱システムは、スタティックシステムのフードの下流に配置し、凍結防止システムとして機能させることもできます。
加熱コイル
加熱コイルは通常、加熱された流体を使用して吸気温度と密度を制御します。これにより、システムが低容量または寒冷下で稼働している際にタービン効率を高め、燃料やエネルギーコストを節約できます。
加熱コイルは、システム構成に応じて、エアフィルターの上流または下流に設置できます。上流への設置はスタティックシステムでよく使用され、フィルターの着氷を防止し、圧力損失を低減します。下流への設置はパルス洗浄システムで一般的です。加熱された空気はコンプレッサーに入り、より効果的な燃焼を促します。
冷却システム
蒸発冷却装置
流入空気は、湿った蒸発冷却メディアを通過することで冷却されます。冷却されたエアフローはコンプレッサーに送られ、回収された水はシステム内を再循環します。
蒸発冷却システムは一定の給水を必要としますが、通常、チラーコイルよりも初期投資を抑えることができます。
チラーコイル
このシステムは、冷却された流体を利用してシステムの吸気温度を下げます。温かい空気が冷たいコイルを通過すると、吸気空気から熱が取り除かれ、流体へと移動し、装置外に排出されます。
高効率のチラーコイルは、冷水プラントまたは冷水供給を必要とし、高温多湿の気候条件に適しています。
ドナルドソンのエンジニアと技術者が、お客様の効率要件、出力要求、運用環境に適したソリューションの提案と設置をサポートします。